ChIP Assay Kit プロトコール (UPSTATE)

ChIP は、proteinXが染色体DNAの特定の領域に結合するかどうかを調べるために行う実験である。
結合タンパク質をDNAに架橋するためにフォルムアルデヒドで処理し、超音波処理により200〜1000bpにDNAを断片化する。架橋し断片化したクロマチンを不溶性のアガロースビーズに固定した抗proteinX抗体でインキュベートし、免疫沈降を行う。その後、遠心操作、洗浄、溶出を経て、 protein Xに結合していたDNA断片を得ることになる。
結合が予想されるDNA領域に特異的なプライマーを設計し、PCRを行う。その際に、適切なコントロールを置かなければ、得られた結果の評価ができないのは至極当然である。

DNA解析ソフトウェア(FREE)

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