RNaseAのストックの作り方
RNaseAのDNase不活化方法(Rocheの製品の場合)
一般的には、10mg/mlストック溶液を100°Cで、10分間煮沸するように指示している。
RocheのRNaseA(製品番号:109142、109169)は1mg/mlのストック溶液を推奨している。DNaseの不活化処理は、以下の方法を推奨している。
1. RNaseAを1mg/mlの濃度で、[10 mM Tris-HCl, pH 7.5, 15 mM NaCl]に溶かす。
2. 80°Cで30分間インキュベートする。
3. ゆっくりと室温に戻す(ヒートブロックなどでインキュベートした場合は、ヒートブロックの電源を切って、室温程度まで放置)。
4. 分注して、-20°Cで保存(凍結融解の反復は避ける)。